日常生活で「笑い」を増やす仕組みづくり

あなたは、普段からよく笑っていますか?

私は「笑いコンサルタント」として、日常生活における「笑い」を積極的に増やすことから心身の健康をはじめ、みなさんの人生をより豊かにする方法や手段について助言するという仕事をしています。

ただし、その一方で、「笑いコンサルタントとは具体的にどんなことをしているのか?」「お笑いの人の仕事と何が違うんですか?」などを尋ねられることもとても多いです。

そこで今回は、笑いコンサルタントがどういう仕事をしているのか、なぜこのような職業が求められるのかについてご紹介します。

日常的に笑い続けることは結構難しい

今日では、健康の増進をはじめ人間関係における信頼の構築や職場の雰囲気の改善など、「笑い」にはさまざまな効用があることが知られるようになってきました。

そのため、世の中には「笑いと健康」や「たくさん笑って元気になろう!」という趣旨のレクチャーや研修、講演会などがたくさん開催され、それに関する書籍も数多く出版されています。

実際、私もこれまで笑い研究の専門家のはしくれとしてそのような集まりに多数参加してきましたが、そこで感じた疑問はそれらの「継続性」というものでした。

研修や講演会では受講者や参加者に対していろいろな「笑うための技術」や「人を笑わせるための技術」が伝えられます。

ただ、多くの受講者はせっかくそれらを習得しても2~3日経つと忘れてしまい、結局、身につかずに笑わなくなるという声がよく聞かれました。

そこで問題となっていたのは、そこで伝えられる笑いの技術そのものの良し悪しではなく、日常生活の中でみなさんが「笑い」というものに継続的に意識を向けるための仕組みがないことだったのです。

受講者が日常生活の中でみずからの「笑い」を意識することがなくなれば、たとえ笑いのための技術があったとしても、それを実践する必要性を感じなくなってしまいます。

つまり、毎日の生活の中でみなさんに笑いを実践して頂くためには、それを継続的に行っていくための意識づくりや仕組みづくりが必要不可欠なのです。

私がわざわざ「笑いコンサルタント」として活動する理由はまさにこの部分にあるといえます。

日々の「笑い」を意識する仕組みづくり

私の提唱する「笑活」(わらかつ)とは、みずからが積極的に笑っていく活動であるとともに、そのような「笑い」をみずからの心身の健康に活かしていくことをあらわしています。

このように笑いで心身の健康を実現していくためには、その場限りの笑いだけではなく、やはりそれを継続していくことが重要となります。

本サイトでも何度も触れているように、人間にとって「笑い」は自分が受け取った刺激に対するほとんど反射的・無意識的な行動であるため、それを自分の意識で捉えることはとても難しいのです。

このような理由から、私は「笑い測定機」や「笑いの日記帳」のようなみずからの笑いを「見える化」するためのツールを開発し、その活用をうながしているのです。

みずからの「笑い」が数値などで意識的に扱うことができれば、たとえば、「明日は笑いを増やすためにお笑いの映像をたくさん見よう!」や「人を笑わせてみよう」などの笑いに関する自分の具体的な目標ができることになります。

このとき、人によって笑いを増やしやすい方法は人それぞれですので、「笑活」の目標や実際に笑うための手段はその人それぞれで異なっていてもまったく問題はありません。

また、笑いは多くの人と共有することで増えていきますので、笑いで玉を落とすゲームやそれをみんなで楽しむというシステムも開発してきました。

以上は一例ですが、私は「笑いコンサルタント」として、みなさんの笑活を支えるための仕組みづくりや環境づくりの部分に対するアドバイスや助言を行っているのです。

日々の「笑い」を増やしたいというあなたには、ぜひとも「笑い測定機」「笑いの日記帳」、さらには「笑いのスケジュール帳」などのツールを活用していって欲しいと考えています。

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