「笑い」の新プロジェクト「WARAI+」(笑いプラス)

本サイトでは、「笑い」を測定するアプリ「アッハ・メーター」をご紹介していますが、このたびそれを継承する新しいバージョンのアプリが登場しました。

人工知能という最先端のプログラム技術がふんだんに搭載された、正直、すごいアプリが、しかも、2つも同時にリリースなのです。

また、それと同時に「WARAI+」(笑いプラス)という「笑い」の測定を用いた新たなプロジェクトも立ち上げられました。

今回は、笑いの測定に秘められたさまざまな可能性に果敢にチャレンジするこの「WARAI+」の試みをご紹介しましょう。

「笑い声」が波紋で見える「WARAI+ Sensor」

さて、「WARAI+」(笑いプラス)プロジェクトを立ち上げたのは、かつて私とともに笑い声を測定するアプリ「アッハ・メーター」を開発していた池田資尚(いけだもとひさ)です。

こちらの「笑い」の波形から「作り笑い」を判別するの記事でご紹介しているように、アッハ・メーターでは「アッハッハ」という笑い声のピークの数をカウントするという非常にシンプルな仕組みが採用されています。

しかし、WARAI+プロジェクトが開発したアプリでは、池田がそのコンセプトをさらに発展させ、人工知能のプログラムが入力された音声を人間の笑い声かそうでないかを判別するという最先端の技術が用いられています。

そのアプリの名前は「WARAI+ Sensor」(ワライプラス・センサー)。

WARAI+ Sensorをインストールしたスマートフォンやタブレットに向かって「アッハッハ」と笑いかけると、綺麗な波紋で表現されるという単純ながらも非常に芸術的センスにあふれた楽しいアプリなのです。

私たち人間の笑いはそのまま目に見えるものではないのですが、それを波紋や色といった動きのあるものに「見える化」するだけでそこにはまた新しい発見や楽しみを生み出すことができるのです。

このアプリのダウンロードおよびインストールについては、こちらのWARAI+ Sensorのページをご参照ください。(別ウィンドウが開きます)

日々の「笑い」の記録「WARAI+ Recorder」

さらに、毎日の「笑い」の記録を行うためのアプリ「WARAI+Recorder」(ワライプラス・レコーダー)もリリースされています。

このアプリでは、人間の笑い声に含まれている「笑い」の要素・含有率を「WARAI」という形で表現する今までにないまったく新しい「笑いの単位」が定められています。

私たちは、普段、何気なく「アッハッハ」と笑っていますが、このWARAI+ Recorderでは、そのような笑い声の中にどれだけその人が「面白い」「楽しい」といった気持ちが込められているのかを人工知能で判断するというスグレモノのアルゴリズムが採用されています。

このアプリを使って日々の「笑い」を計測していくことによって、毎日あなたがどれだけ「面白い」「楽しい」気持ちで過ごしているのかをグラフで記録しながらそれを確認することができるのです。

なお、私と池田がかつてアッハ・メーターを開発しているときにも日々の「笑い」を記録するアプリの開発を構想していたのですが、技術とアルゴリズムの開発が追いつかず頓挫していました。

しかし、このたび池田がその構想を見事に実現してくれました。

WARAI+ Recorderは有料アプリとはなりますが、ぜひとも、あなたの好きなバラエティ番組やお笑いなどを見ながら記録してみましょう。

このアプリのダウンロードおよびインストールについては、こちらのWARAI+ Recorderのページをご参照ください。(別ウィンドウが開きます)

「WARAI+」(笑いプラス)プロジェクトの挑戦

最後に、「WARAI+」(笑いプラス)プロジェクトのこれからの挑戦についてもご紹介しておきましょう。

プロジェクトの詳細は、こちらの「WARAI+」(笑いプラス)のページに譲りますが、人間の「笑い」を数値であらわしたり色や波紋で表現したりすることで、笑いの新しい活用の可能性が広がります。

たとえば、お笑いやバラエティなどの「エンターテインメント」の分野で、あるいは「ヘルスケア」、さらにはもともと学術研究からスタートしたプロジェクトですので、「サイエンス」といった領域で力を発揮する可能性が拓かれています。

私たち人間にとっての「笑い」は、日常生活や活動のどこにでも付随する行為なのですが、あまりにも当たり前すぎるためにその効果や影響力については見過ごされがちなのです。

「WARAI+」(笑いプラス)というネーミングには、そのような私たち人間のありとあらゆる行動に「笑い」を「プラス」、すなわち笑いを付け加えることによって私たちの生活をより「楽しい」「面白い」「豊かな」ものに変えていこうという想いと願いが込められているのです。

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